三瓶温泉・さんべ荘/大田市三瓶町 [近所の温泉巡り]
<2006年7月>
どこかのサイトでこんなコメントを読んだ。
「・・・良質な温泉の多い島根県だが、地元民は濁湯が好きではないらしい・・・」
おおむね正解だと思う。
源泉が濁湯であるところ、確かに地元民にはあまり人気がないと思う。
濾過循環の透明湯には入っても、源泉かけ流しの濁湯には入らない人、けっこう多い。
三瓶温泉・かんぽの宿/大田市三瓶町<其之弐> [近所の温泉巡り]
しかし我家では、さんべ荘に人が多かった場合の緊急用風呂であり、おいしいお好み焼きが食べられるので、たいへん重宝している。
・・・ほかに客がいないから快適なわけである。
よって、危惧していたことがとうとう現実のものとなりつつある。
「本年度中 かんぽの宿、9施設廃止へ」
■ 追記 (2007.5) ■
雇用継続問題をめぐって、大田市が一時的な買取を行った。
その後、民間企業の買取先が決定。
現在は、さひめ野としてリニューアルオープンしている。
ただし温泉設備の改修は行われていないので、以前のままだ。
三瓶温泉・鶴の湯/大田市三瓶町 [近所の温泉巡り]
温泉街の真ん中にある共同浴場、志学薬師・鶴の湯。
以前は薬師湯という表記だったと思うが、亀の湯と名前を揃えた模様。
一番風呂を狙って11時ごろ突入したら、おばちゃんが掃除機かけてる最中で、
「12時からだよ。」
って言われたのでひとまず退却。
三瓶温泉・亀の湯/大田市三瓶町 [近所の温泉巡り]
<2006年7月>
三瓶温泉群から少し離れた志学の町並みの中に、共同浴場・亀の湯がある。
地元住民専用浴場、マニア用語で「ジモセン」と呼ばれるものだ。
昔々、農業従事者の泥落としの為にとここまで湯を引いてきたらしい。
久部温泉/大田市三瓶町 [近所の温泉巡り]
昭和40年代の大田市近辺のヘリウム資源(いわゆる温泉)の研究文献によると、
大田市三瓶町久部に温泉(鉱泉)が存在している。
久部温泉という名称自体は人々の記憶からすっかり消失しているが、
実は温泉自体は今でも残っており、ちゃんと源泉を供給している。
それは、温泉マニア垂涎の「温泉付別荘」。
湯谷温泉・弥山荘/邑智郡川本町 [近所の温泉巡り]
<2006年6月>
大田市大代町の下谷温泉を尻目に林道を川本町方面へ抜けると、
湯谷温泉・弥山荘へと辿り着く。
いかにも、田舎町の第3セクターが作った的大きな温泉施設だ。
なんだかあまり期待はできないなぁ、と思いつつ入湯してみたら・・・・
あらあら、やっぱり想像通りでしたわ。
循環濾過されて濁りなく透明な湯と、かぐわしい塩素の香り。
それでも、濁り湯ばかり連れて行かれて不満だったのか、
坊主共は嬉しそうにはしゃいでいる。
広~い 温水プール 浴槽を独占だ。
湯の川温泉・湯元 湯の川/簸川郡斐川町 [近所の温泉巡り]
<2006年6月>
大田から松江へと向かう国道9号線沿いには、多くの温泉がある。
もっとも温泉地として有名なのは松江・玉造温泉だろう。
そのちょいと手前にあるのが湯の川温泉。
不幸なことに、玉造温泉の陰に隠れた存在と言わざるをえない。
しかし侮るなかれ、湯の川温泉は「日本三美人の湯」のひとつとして、
昔々から守られてきた温泉地なのである。
<MEMO>
日本三美人の湯・・・島根・湯の川温泉、和歌山・龍神温泉、群馬・川中温泉
野梅温泉(?)/大田市五十猛町 [近所の温泉巡り]
<2006年6月>
昭和40年代の大田市近辺のヘリウム資源(いわゆる温泉)の研究文献によると、
大田市五十猛町野梅に温泉(鉱泉)が存在している。
野梅という地区は、現在の五十猛小学校のちょうど裏手にあたる場所。
さっそく行ってみた。
来たはいいけど、何の手がかりも何もない。
温泉名も、野梅温泉だったのかまったく別名だったのか、それすら不明。
近くには小さな商店があった。
店番をしていた50才前後のおばちゃんに聞いてみた。
「この辺に温泉があったらしいけど、ご存知ですか?」
「えー?聞いたことないですね。私も嫁いできた者ですから、大昔のことはちょっと・・・」
湯の原温泉・本田さん宅/大田市温泉津町 [近所の温泉巡り]
<2006年6月>
昭和40年代の大田市近辺のヘリウム資源(いわゆる温泉)の研究文献によると、
温泉津町福光に温泉(鉱泉)が存在していることがわかった。
現在の福光周辺を地図で調べてみると、
「湯の郷苑」「湯の原公園」など温泉にちなんだ名称が残っている。
てっきり温泉津温泉にちなんだ名称だと思っていたが、間違った認識だった。
しかも、「湯の原温泉前」というバス停までもが現存しているではないか。
小林鉱泉/大田市川合町 [近所の温泉巡り]
昭和40年代の大田市近辺のヘリウム資源(いわゆる温泉)の研究文献によると、
大田市川合町付近に小林鉱泉が存在している。
現在では廃業している鉱泉だが、源泉井戸が残っているらしい。
しかも、「小林鉱泉前」というバス停が今なお残っている。
どのお宅がそれなのか分からないので、農作業をしていたおばちゃんに聞いた。
バス停から下を見下ろして、黒瓦の屋根の家がそれだと言われた。
下谷温泉/大田市大代町 [近所の温泉巡り]
「秘湯中の秘湯」として紹介されている下谷温泉。
秘湯なんていう言葉は、いまや造られた伝説っぽいので、あてにはできないけど・・・。
こりゃまたすごい山奥に、ひっそりとあった。
道筋よりもずいぶん低い位置にあるので、GPSでもないとうっかり素通りするだろう。
南山鉱泉・坂下旅館/大田市祖式町 [近所の温泉巡り]
「この前、川本町からの帰りに迷子になりました。」とH君。
それで帰りが遅かったわけか。
「実は通ったことない道をナビ任せに走ったら、とんでもない道で・・・。」
まぁ、寄り道・まわり道も大事だからな。
「ちょっと大きな温泉を通り過ぎて・・・」
あぁ、湯谷温泉・弥山荘のことね。
「それからはすごい山道で・・・」
そりゃ林道だからなぁ。
「そしたらナビに温泉マークが出たんですよ。」
あぁ、大田の秘湯とされる下谷温泉のことだな。
温泉津温泉・薬師湯/大田市温泉津町 [近所の温泉巡り]
<2006年6月>
前回紹介した温泉津温泉・元湯の斜め向かい側に位置するのが薬師湯。
こんなに近いのに、なんと源泉が違うのだから驚き。
こちらは明治時代の地震によって湧き出したため、なまず湯とか震湯とも呼ばれてるそうな。
三瓶温泉・かんぽの宿/大田市三瓶町 [近所の温泉巡り]
<2006年5月>
三瓶温泉といえばさんべ荘が一番人気。
我家が年間を通じてもっとも通う温泉である。
だが最大のネックは、人気スポットゆえの人の多さ。
体を洗い疲れを癒すはずの温泉も、芋の子を洗い気を使うようでは本末転倒だ。
そんな時はさんべ荘に背を向け、かんぽの宿(三瓶簡易保険保養センター)へ。
同じ源泉とはいえ循環風呂ゆえに人気が低く、いつでも貸切状態。
でも、暴れ盛りの坊主二人を持つ身としては、それもけっこう重要ポイントだったり。
だがなんといっても注目は、1階ロビーの軽食喫茶コーナーで食べれるお好み焼き。
実はすんげぇぇぇ旨いんだ。
そういうわけで、温泉目当てではない立ち回りだったりするのでした。
<2006年7月追記>
三瓶温泉にあって循環濾過塩素風呂である「かんぽの宿・三瓶」は、
温泉マニアからは見向きもされない施設である。
しかし我家では、さんべ荘に人が多かった場合の緊急用風呂であり、
おいしいお好み焼きが食べられるので、たいへん重宝している。
・・・要するに、他に客がいないから快適なわけである。
そんなわけで、危惧していたことが新聞誌面で踊っていた。
『本年度中 かんぽの宿、9施設廃止へ』
あちゃー、廃止されちゃいます。
<2007年5月追記>
三瓶温泉・かんぽの宿は廃止され、
雇用継続問題をめぐって、大田市が一時的な買取を行った。
その後、民間企業の買取先が無事に決定した。
現在は、「さひめ野」としてリニューアルオープンしている。
※ ただし温泉設備の改修は行われていないので、以前のまま変わりない。
三瓶温泉・
島根県大田市三瓶町
ホームページ http://sahimeno.jp/
華蔵温泉/出雲市多伎町 [近所の温泉巡り]
これまで行ったことのない温泉へ積極果敢に向かう、今日この頃。
出雲市多伎町の温泉といえば、いつもよく行く「いちじく温泉」と「小田温泉」が有名どころなのだが、
華蔵温泉に関してはなぜか情報も少ない。
自分で行って確かめろってことだな。
出雲須佐温泉・ゆかり館/出雲市佐田町 [近所の温泉巡り]
<2006年5月>
御所覧場の脱衣場にて満足そうに着衣する父の傍らで、長男坊主がボソリとつぶやいた。
「お父さん、温泉もう一コ行こうよ・・・」
なぬ?? もう一軒?! さすがは温泉坊主!!
そんなわけで川沿いにさらに山中へと車を走らせ、出雲市須佐温泉・ゆかり館へ。