加田の湯/飯石郡飯南町 [近所の温泉巡り]
<2006年7月>
大田市から三瓶山を超えていくと、頓原町と赤来町が合併した飯南町へと至る。
旧頓原町内を抜け旧赤来町内へと向かうお目当ては、加田の湯だ。
以前ここには「赤来温泉/赤来町母子健康福祉センター」という名の超秘湯的施設があったらしい。
地元住民専用施設、いわゆるジモセンで、マニアには有名だったらしい。
鉄分はあまり含まない炭酸泉であり、カルシウム量がとても多くて白濁した湯だったとか。
ときにはカルシウムが結晶化して湯の表面に薄い膜ができ、それを割って入ったんだとか。
市町村合併の直前には公共施設の新築や改築が多く行われたが、
ここでも最後のチャンスとばかりに老朽化した母子健を解体し、
2004年6月に新規オープンされた。
今の源泉は、新しくボーリングした新源泉らしい。
・・・というような予備知識をネットで予習。
こんな山間の里にちょっと不釣合いなぐらい新しくて立派な施設だ。
伝説の母子健時代の源泉とは異なるらしく、濃褐色の湯。
オープンして丸2年なので施設自体は新しいが、湯船やタイルには折出物が年輪を刻み始めていた。
源泉(冷鉱泉)を加温しながらかけ流していて、ゆっくりと長時間つかりたい湯。
カルシウムも多いので肌もスベスベ、炭酸もほどよく効いてる感じ。
惜しむべきは、塩素の注入。
最小限には抑えられているようで、ほとんど臭わなかったのが幸い。
伝説の母子健の湯は知らないけれど、今のも良温泉だ。
町営ゆえ近所のおばちゃん達が運営している感じは、とても好印象だった。
温泉以外の遊べるスポットがもう一つあれば、観光客倍増するだろうなぁ。
加田の湯
島根県飯石郡飯南町
ホームページ http://www2.i-yume.ne.jp/~kadanoyu/yokushitsu.html
博士が怖いです(笑)
by tm-photo (2006-07-24 07:04)
tm-photo さん
部下に恵まれませんので、世界征服に時間がかかりそうです。
by mine (2006-07-24 07:53)
オヤジの生まれが頓原なんですが、もう何十年も行ってません。
赤来のほうまで足のばすとこんなものができていたんですねぇ〜
by (2006-07-24 20:42)
けんぼうず さん
周囲の雰囲気とはまったくマッチせず、ポツーンと新しい施設が建ってます。
「なんで赤ポスト?」
と思ったら、簡易保険の助成事業で建ったからなんですねぇ。
ごんべ茶屋というレストランが中にあって、近所のおばちゃん達があたふたしながら作ってくれます。
by mine (2006-07-24 22:14)
遅れてコメント失礼します。
赤来まで行ったんですね。とっても立派な施設。周りの状況はよく分かりませんが(でもほとんど予測できそう)ホントなにか他に遊びがあれば多方面からのお客さんも呼び込めるのにね。
今度は私の地元の紹介もよろしく!!
by gentai (2006-07-25 14:37)
gentai さん
今回は頓原を素通りしちゃったからね。
しかも、恒例のポピー祭りに行くのも忘れててごめんね。
頓原の温泉といえば、頓原温泉・琴引荘。飲むとサイダーのような重炭酸泉なので、近いうちに行って飲んで浸かってきますわ。
・・・でも当分忙しいの。
by mine (2006-07-25 17:32)