鳴滝温泉・鳴滝温泉旅館／大田市大田町

＜2006年7月＞

わが家から最も近いであろう温泉は、鳴滝温泉。
なにせクルマで３分ほどなのだから、すぐそこだ。
ここの湯が良いとわかれば、平日のちょっとした時間でも気軽に行ける。




そんなわけで、ちょっと行ってみたのは夕方六時。
ネット情報によると、夕方の四時以降でないと沸かしてないらしいから。

「ごめんくださーい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不在なのか？
風呂場の方には３０年前くらいのマッサージ機がちらりと見える。
「すいませーん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「あ、はい。」
とようやく出てきてくれたのは、くたびれ風味の中年のおじさん。
「入浴させてもらえますか？」
「・・・・・・」
「？」
「・・・実は、入浴できなくなったんですよ」
は？
「レジオネラのこととかありまして・・・・
保健所とかも、なにかとうるさいですしね・・・・
うちは許可取ってないもんですから・・・・
本当は入れてあげてもいいんですけど・・・・
一人入れちゃうと次から次へと広まっちゃうし・・・・
宿泊とか休憩なんかだと入れるんですけどね・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チーン

老舗温泉の名がまたひとつ消えていく、そんな予感・・・。
昔ながらに薪で炊く。
煙突から煙が見えれば入浴スタンバイＯＫ、なんだけどな・・・・・

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鳴滝温泉・鳴滝温泉旅館
島根県大田市大田町

コメント 2

再開って、出ていましたけど。山口市から近いのに残念ですね。
by Silvermac (2006-07-08 09:49) 

見るたびに、煙突から立ち昇る煙が恨めしく・・・。
by mine (2006-07-08 10:18)